マクロでスライドショーのスクリーンセーバーを自動設定する
スライドショーを活用してプレゼンテーションを行う際、スクリーンセーバーを自動的に設定することで、ユーザーの注意を引き続けることができます。この記事では、マイクロソフトPowerPointのマクロ機能を使用して、スライドショーのスクリーンセーバーを自動設定する方法を詳しく解説します。
使用方法
ステップ1: マクロエディタを開く
まず、PowerPointを起動し、マクロを作成するためのマクロエディタを開きます。[開発]タブをクリックし、[マクロ]を選択します。
ステップ2: 新規マクロの作成
マクロエディタウィンドウが表示されたら、[マクロ名]欄に任意の名前を入力し、[作成]ボタンをクリックします。新しいマクロを作成します。
ステップ3: スクリーンセーバーの設定
マクロエディタ内に作成されたマクロが表示されたら、以下のコードを挿入してください。
Sub SetSlideShowScreenSaver()
With SlideShowSettings
.ShowType = ppShowTypeKiosk
.RangeType = ppShowAll
.ShowWithAnimation = False
.ShowScrollbar = True
.ShowPresenterView = False
.LoopUntilStopped = True
.ShowMediaControls = False
End With
End Sub
このコードは、スライドショーのスクリーンセーバーを設定するためのパラメータを指定します。取り込んだスライドを全て表示し、アニメーションを無効にし、スクロールバーを表示し、プレゼンタービューを使わずにループ再生し、メディアコントロールは表示しないように設定されます。
ステップ4: マクロを実行
マクロを実行するために、[表示]タブをクリックし、[マクロ]を選択します。作成したマクロを選択し、[実行]ボタンをクリックします。マクロが正常に実行されると、スライドショーのスクリーンセーバーが自動的に設定されます。
使用例
使用例1: プレゼンテーション会場でのスクリーンセーバー
大規模なプレゼンテーション会場でスクリーンセーバーを使用する場合、従来のスクリーンセーバーよりも目を引くものが必要です。このマクロを使用すると、プレゼンテーションのスライドを継続的に表示することができます。参加者はスクリーン上の情報に注意を集中し、プレゼンテーションの内容を見逃すことなく受け取ることができます。
まとめ
マクロを使用してPowerPointのスライドショーのスクリーンセーバーを自動設定する方法を紹介しました。この機能を活用することで、プレゼンテーションの効果を向上させることができます。是非、お試しください。
