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「サクサク作業!マクロでスライドを自動移動する方法」

マクロでスライドを自動移動する

マイクロソフトPowerPointのマクロ機能を使うと、スライドを自動的に移動させることができます。この機能は、プレゼンテーションのフローを制御し、スムーズな進行を実現するのに役立ちます。

使用方法

ステップ1: マクロの作成

まず、PowerPointの「開発」タブを開き、マクロを作成するためのVisual Basicエディタを起動します。次に、新しいモジュールを追加し、マクロコードを記述します。

ステップ2: スライドの移動

マクロコード内で、`SlideIndex`プロパティを使用してスライドを特定の位置に移動させることができます。例えば、以下のコードを使用すると、現在のスライドを次のスライドに移動させることができます。

“`
ActivePresentation.SlideShowWindow.View.Next
“`

このコードは、プレゼンテーションをスライドショー表示している場合にのみ動作します。

使用例

使用例1: 自動でスライドを進める

前のスライドと次のスライドの間隔を調整することで、プレゼンテーションが自動的に進むようにすることができます。

例えば、以下のマクロコードを使用すると、スライドを3秒ごとに自動的に進めることができます。

“`
Sub AutoSlideShow()
With ActivePresentation.SlideShowSettings
.RangeType = ppShowAll
.AdvanceMode = ppSlideShowUseSlideTimings
.AdvanceTime = 3 ‘ スライドを3秒ごとに自動的に進める
End With
ActivePresentation.SlideShowSettings.Run
End Sub
“`

このマクロを実行すると、スライドショーが自動的に開始され、スライドが3秒ごとに進行します。

まとめ

マイクロソフトPowerPointのマクロ機能を使用すると、スライドを自動的に移動させることができます。マクロを作成し、`SlideIndex`プロパティを使用してスライドを特定の位置に移動させることができます。また、スライドショーの設定を使用して、スライドを自動的に進めることもできます。この機能を活用することで、プレゼンテーションのフローをスムーズに制御し、効果的なプレゼンテーションを行うことができます。

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