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「キレイなレイアウトで作業効率UP!マクロでスライドの配列を自動設定する方法」

このヒントの目的

この記事では、マイクロソフトPowerPointでマクロを使用してスライドの配列を自動設定する方法を紹介します。マクロを使用することで、手動でスライドを移動する手間を省き、スライド配列を素早く簡単に設定することができます。

使用方法

ステップ1:マクロの作成

まずは、マクロを作成する必要があります。そのためには、開発タブをクリックし、Visual Basicを開きます。Visual Basicエディタの中で、新しいモジュールを作成し、下記のマクロを入力します。

Sub ArrangeSlides()

Dim s As Slide
Dim lCol As Long
Dim lRow As Long
Dim lCount As Long

lCount = 1

For Each s In ActivePresentation.Slides
s.Left = 25 + ((lCount – 1) Mod 3) * 285
s.Top = 110 + ((lCount – 1) \ 3) * 215
lCount = lCount + 1
Next s

End Sub

ステップ2:スライドを選択する

配列にするスライドを選択します。これは自動的に選択されませんので、Ctrl +クリックを使用して複数のスライドを選択する必要があります。

ステップ3:マクロの実行

開発タブをクリックして、Macrosを選択しArrangeSlidesを選びます。Runをクリックして、マクロを実行します。これで、選択したスライドが自動的に配列されます。

使用例

使用例1:プレゼンテーションの準備

複数のスライドを持つプレゼンテーションを準備する場合、手動でスライドを移動するのは時間がかかります。しかし、このマクロを使えば、スライドを一瞬できれいに配列することができます。

使用例2:スライドの再配置

プレゼンテーションを変更する場合、新しいスライドを追加して、既存のスライドを削除する必要があるかもしれません。この時、スライドを再配置する必要があります。マクロを使用すると、再配置が簡単に実行できます。

まとめ

この記事では、PowerPointでマクロを使用してスライドの配列を自動設定する方法を紹介しました。これを使用することで、スライドの配列を手動で調整する手間を省き、プレゼンテーション作成の効率的に取り組むことができます。是非、このヒントを使用して、PowerPointのスライドを素早く簡単に配列しましょう。

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